ダウンロード (7)

2: 天之御名無主 2011/07/18(月) 23:18:18.98 .net
とりあえず妖精=妖怪。

3: 天之御名無主 2011/07/20(水) 05:06:18.73 .net
まずは妖精という言葉が元々漢語としてあったのか、洋語の翻訳なのかってところからだな。

4: 天之御名無主 2011/07/23(土) 16:42:11.77 .net
>>3
日本国語大辞典によると、大唐三蔵取経詩話に既に出てくるようだから
もともと漢語としてあった模様。
次は西洋概念の翻訳としての初出はどの辺か、ってところかな

12: 天之御名無主 2011/07/25(月) 00:37:06.06 .net
零落した神格とか、自然現象の説明とか、危険への戒めとか、 
与えうる説明は西洋の妖精も日本の妖怪もたいして変わらなさそうなんだよな。 
受容に関しては、そもそも遠国の怪異ってのはどうしても興味本位以上のものにはなりにくいと思うから、最初から「キャラクター」的なものとして日本に入ってきたという感じはする。 
時代からすると既に向こうでキャラクター化された上で輸出されてきたってのもありそうだし

5: 天之御名無主 2011/07/24(日) 01:24:59.73 .net
イメージとしてはティンカーベルが一般的だよな
妖怪は自然現象の擬人化みたいなフシがあるけど、
妖精もそうなんだろうか
images (6)

12: 天之御名無主 2011/07/25(月) 00:37:06.06 .net
少なくともビクトリア時代には妖精の通俗化が進んでいたらしい。
>>5にあるような羽の生えた小さなかわいらしい妖精像はその流れのもの。
(それ以前からルーツがあるのかもしれないが、俺にはわからない)

6: 天之御名無主 2011/07/24(日) 19:20:20.92 .net
西洋の認識だと、一部の妖怪は妖精扱いされるだろうね。
というより妖精の概念から生まれた妖怪なのかもしれないけど

7: 天之御名無主 2011/07/24(日) 19:32:37.54 .net
日本の妖怪は家に住んでるのが多いイメージだけど、
西洋の妖精は森に住んでるのが多いイメージ

8: 天之御名無主 2011/07/24(日) 20:26:59.76 .net
>>7
そうか? 山童とか天狗とかは山林だし、河童は川だし。
西洋の妖精でも、家憑きって割と大きなグループだと思う。ゴブリンとか。
妖怪も妖精も、いない場所を探す方が難しい感じ

9: 天之御名無主 2011/07/24(日) 21:13:51.10 .net
妖怪は人の身近に生きてる 
妖精は人を避けて生きてる、ような気がする

10: 天之御名無主 2011/07/24(日) 22:56:27.06 .net
>>9
完全に気のせい
海坊主や濡れ女や牛鬼のどこが人に身近なんだよ、ひたすら恐ろしいだけの連中だぞ


11: 天之御名無主 2011/07/24(日) 23:07:20.98 .net
とりあえず妖怪との安易な比較は皮相的になりがちで実りがなさそうだから止めた方がいいな。
西洋文化において妖精とは本来いかなるものか、そして日本においてはいかに受容されたか。語るとしたらこの辺じゃないか?

13: 天之御名無主 2011/07/25(月) 00:48:53.24 .net
「小さい」って割と妖精のキーワードかもしれない。
ディーナ・シーが小さくなっただとか、
人間には通れない小さな割れ目を通り抜けるだとか(ドワーフかノームだったか?)、
小ささの観念が少し特徴的な感じはする。
全部の妖精にそんな観念が付随してるわけではないのであれだが。

14: 天之御名無主 2011/07/27(水) 19:13:48.31 .net
たまに見る

15: 天之御名無主 2011/07/27(水) 22:06:51.76 .net
>>14
ちゃんと薬飲め

16: 天之御名無主 2011/07/28(木) 21:52:03.38 .net
クスリ飲んだから見えるんじゃね

17: 天之御名無主 2011/07/29(金) 01:11:17.14 .net
妖精の羽が虫系なのは、ケルトとかの転生話と何か関係があるのかな

19: 天之御名無主 2011/08/06(土) 18:28:34.05 .net
>>17
妖精が虫に近い存在だからだよ。言葉も超音波みたいだし。
顔と身体が人間に近いのが不思議な位。
小さすぎて人間の存在にも気づかない妖精もいる。

20: 太国 ◆yVAs7uaYlY 2011/08/08(月) 19:19:53.33 .net
東スポに3人の妖精の映っている写真の記事が一面に大きく掲載されていた。
児童の足あたりにいる感じだな。秋田県で撮影したらしい
a0112660_1703186

21: 天之御名無主 2011/08/09(火) 12:12:00.87 .net
小さき人または妖精は…
自分の意見としては、或る程度の民族に共有される精神疾病・疾病的状態の際に見る幻覚の一形態かと。
写真等は…
幻覚を見た人間が周囲に信じて欲しいことから作成。
またはその話に文化的な、悪戯・洒落的な興味を持った人間により意図的に作成されたものかと。 

23: 太国 ◆yVAs7uaYlY 2011/08/14(日) 09:49:27.16 .net
100年くらい前なのか? 英国 コテングリー の妖精写真はインチキだと
判明したようだが、それでも「ただ1枚だけは本物よ}と、関係者は
言い張っていたそうだな。 

ダウンロード (6)

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kothingri-2
※問題の写真(上記)には、中央に渦巻いた何かがいる。

26: 天之御名無主 2011/09/19(月) 15:44:01.17 .net
スプライトというのは風の妖精シルフのようなものです。
元々はスピリット(魂)ですが。
※シルフ、あるいはシルフィードとは、西洋の伝説に登場する精霊である。四精霊の一つ
Sarony_and_Major_-_Francesca_Cerrito_in_La_Sylphide

27: 太国 ◆yVAs7uaYlY 2011/09/19(月) 22:53:58.46 .net
>>26
いま「図説 妖精百科事典」(アンナ・フランクリン著 東洋書林)
を披いたところ、84頁に解説があった。
ギリシャ語で蝶、蛾を意味するシルフェに由来とある。 

31: 天之御名無主 2011/09/23(金) 04:37:11.41 .net
アメリカで、人がいないのにドアがバタン!としまったりすると
グレムリンがやったとか言うよ

41: 天之御名無主 2011/11/09(水) 21:54:13.42 .net
妖精っていうと、自然界の一部となっているような印象も受けるな

42: 天之御名無主 2011/11/10(木) 01:15:11.72 .net
そーね、方向として自然信仰、精霊信仰だからね
一神教では決して神にしてもらえない、より古くからの身近な神なんだろう

45: 天之御名無主 2011/11/24(木) 02:31:02.85 .net
妖精ってだいたい悪いイメージ
良い妖精ってなんだろう
ケットシー?

46: 天之御名無主 2011/11/25(金) 00:54:02.22 .net
俺は妖精と言うと夜中にこっそり靴作りしてたりミルクあげとくと知らん間に家の中掃除してくれてたりとかのイメージしかない訳だが
「だいたい悪い」妖精ってどんなの?

47: 天之御名無主 2011/11/25(金) 01:24:33.52 .net
>>46
ピクシーとかブラックドッグとかボギーとか
ゴブリンとか

50: 天之御名無主 2011/12/05(月) 18:39:21.78 .net
妖精にあげるのはやっぱ牛乳かな?
豆乳じゃだめかな

53: 天之御名無主 2011/12/08(木) 18:01:25.19 .net
妖精の育て方
まだ絶版なのかな。
迎え方から育て方(ベッドの作り方とか食事)、死別した際の葬り方まで、絵本カテゴリにしてはガチだった。絵柄もサイケではない方のニューエイジの人達が好きそうな素朴な色鉛筆か水彩。
友人に貸したままだ。15年以上前…時効か。

_BO1,204,203,200_

54: 天之御名無主 2011/12/08(木) 21:00:15.99 .net
>>53
そういう本貸し借りできる友人がいていいな。
自分は、デンパだと思われそうで、妖精信じてること秘密にしてる……

56: 天之御名無主 2011/12/11(日) 12:46:44.93 .net
妖精は自然が具現化した存在だよ
具現化できなかった者は精霊と言われる
妖怪と似たような感じだけど少し異なる存在

57: 天之御名無主 2011/12/11(日) 18:39:53.41 .net
>>56
それは日本語の"あやかし"精霊(惑わす類)と"もののけ"妖精(何か効力を持つ比喩)の関係ですな。
妖怪は妖精というより魔物の類でしょう、悪魔現象で上級ほど
精神的存在で下級ほど物質的な存在になる。

58: 天之御名無主 2011/12/12(月) 18:41:48.48 .net
妖精とは天使と悪魔の中間の存在のこと。
その天国に行けるほど善良ではないが、地獄に行くほどの悪でもない、地上をさ迷う精霊の一種。
一説には堕天使で、地上に降り止まっている者で、天界の火を盗もうとした。

59: 天之御名無主 2011/12/17(土) 16:13:28.33 .net
妖精は生物としては存在しない。
生きているとすれば文化論の範疇に棲息するもの。

67: 天之御名無主 2012/02/19(日) 08:39:28.74 .net
Knightという語の語源をご存じだろうか?
これはCnihtという古英語に由来する語であり、本来は奴隷を表す言葉である。
この事は、妖精を表すFayの語根Fatにも含まれている。

68: 天之御名無主 2012/02/20(月) 11:07:07.49 .net
>>67
語根、語源に戻るほど意味は緻密から抽象的になるぐらい覚えておこうな。
つまり単語が示すのは意味ではなく隠喩や象徴であるわけ

70: 天之御名無主 2012/03/30(金) 15:15:33.85 .net
蝶々の羽が生えた少女の姿ってイメージがあるんだけど
そのイメージはいつごろ出来上がったものなんだろうね

74: 天之御名無主 2012/11/06(火) 19:04:46.33 .net
妖精がどういう存在であるかは、諸説があって何とも言えないが
日本では妖怪ってのが近い存在だってのは事実だな
ハリーポッターでは、水の妖精として河童が登場するそうだし

90: 天之御名無主 2014/07/21(月) 17:38:50.37 .net
幻覚の類いだと思うが、日本では 小さい人を見た という話は結構聞くな

91: 天之御名無主 2014/07/23(水) 14:21:43.34 .net
小さい侍

93: 天之御名無主 2014/07/24(木) 13:22:01.48 .net
>>91
渡辺徹が何年も見ているらしいね

100: 天之御名無主 2014/08/11(月) 14:05:17.77 .net
こびと(小さいおじさん)は人類共通の幻覚材料?

106: 天之御名無主 2015/03/06(金) 22:38:48.10 .net
なんかありそうだな 人類共通の概念というか

116: 天之御名無主 2015/08/01(土) 13:26:42.40 .net
一寸法師も妖精か 
小さいオジサンの類い

117: 天之御名無主 2015/08/01(土) 16:00:53.14 .net
小さなお侍は釈由美子が見たらしい 
また、小さなお侍は、くら寿司のマスコット

118: 天之御名無主 2015/08/03(月) 18:09:13.61 ID:3aSplQvXG
少彦名と一寸法師は関係があると思うんだが

69: 天之御名無主 2012/03/13(火) 14:19:08.76 .net
妖精とかエルフとかてネアンデルタール人の子供か若い女じゃね?

111: 天之御名無主 2015/07/12(日) 10:45:54.77 .net
なるほど、ネアンデルタール人というのは、伝説上のエルフやニンフや
ホビットかもな
ネアンデルタール人の骨を復元すると、どことなく神秘的な印象を受ける
また、エルフは古いヨーロッパの言葉でalbhと発音し、「白」という
言葉だった。そこから、albinoという言葉も生まれた。
つまり、北方ヨーロッパに住んでいた、白いネアンデルタール人のことだ。
我々、人類の祖先が「我々人間とは、少し違っているが、
ほとんど変わらないし交配も可能だ」
こういうふうに感じて、交配を重ねて、旧人を吸収していったのだろう
遠い昔、エルフが絶滅したというのも、ネアンデルタール人を吸収し、
同化した結果、絶滅したということなんだろう。
エルフというのは、ずんぐりむっくりする前の少年、少女期の背の高い
スラッとしたネアンデルタール人のことだったのだ。

112: 天之御名無主 2015/07/12(日) 10:48:11.51 .net
そして、エルフは魔法が得意というのも、
恐らくネアンデルタール人が何らかのの文化、文明を持っていたのだろう
交配をしても、会得できなかったスキルを「失われた魔法」と呼んだのだろう
世界各地に残る巨人というのも、特にでかくて、
しかも敵対していたネアンデルタール人を巨人やイエティと呼んだのだろう
そして、我々の祖先よりすこし背の高い、友好的な旧人をエルフやニンフと呼び、
交配し吸収していったのだろう

人類とネアンデルタール人が交流したのは、少なく見積もっても五千年くらいだから
最初は半目しあってたかもしれないが、氷河期から間氷期への環境の変化で旧人が
数を減らし、女のほうから近づいてきたことも考えられる。
エルフの女と人間の男の結婚とその合いの子は伝説でもあるが、その逆は無いからな
また、その合いの子は数は少なくとも、姿が美しく、病気に強かったのなら、
現代まで、その遺伝子が残ったことも頷ける。
ホビットというのは、背の低い手先の器用だった旧人
(ホモ・フローレシエンシス?)をそう呼び、
ドワーフというのは、穴の中に住んでいた旧人や原人の生き残りを指すのだろう
これにより、ネアンデルタール人が文明を持っていたことは十分考えられる

114: 天之御名無主 2015/07/25(土) 04:57:56.18 .net
混血はあっただろう

121: 天之御名無主 2015/08/08(土) 20:27:28.82 .net
風の妖精シルフィーたん
火の妖精サラミーたん
水の妖精ウンディーたん
地の妖精コボリーたん

123: 天之御名無主 2015/08/10(月) 17:48:11.89 .net
なんかアメリカの統計で、妖精を見たって人が減り続けてるが反対に宇宙人を見たって人が増えてるらしい。
で、結局なんかを見たって人の割合は変わらないらしい。
つまりは、妖精は地球外知的生命体なんだよ!

125: 天之御名無主 2015/08/16(日) 01:14:52.56 .net
猫は妖精っぽいと思うな

80: 地球の自転& ◆fq3SPJCD7S7n 2013/10/17(木) 19:03:48.22 .net
【造魔】
錬金術におけるホムンクルスやゴーレムのことで、一般的には土で作られた人造人間のこと。 
額に《emes》(ヘブライ語で真実)と刻まれており、最初の《e》を消すと、ゴーレムは途端に瓦解するとされる。 
《mes》は「死」を意味するからである。 

【禍霊(Magatsuhi)】 出身地:日本 
災害、凶事を起こす霊力。枉津日神、禍日神の略称。 
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)がみそぎのときに落とした黄泉の国の汚れから化生した神。 
「耶蘇」は《Jesus》の中国音訳語を、日本の字音で読んだもの。 
「大」がつくことによって、神の名となる。 

【ガルガンチュア(Gargantua)】  出身地:フランス 
中世の修道士フランソワ・ラブレーが1532年に書いた巨人の冒険譚『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』に由来する。 
『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』は全5巻連作をなし、第1の書『ガルガンチュア』は1534年に刊行された。 
パンタグリュエルの父、巨人王ガルガンチュアを中心として、人文主義的教養と民衆的な笑いを最大限に活用し、中世末の文化、社会を痛烈に批判したもの。 
ガルガンチュアの受けた新教育、ピクロコル王との戦い、テレムの僧院建立などが物語の中心。 

【ドリーカドモン(Dolly Qadmon)】  出身地:不明 
《Adam Qadmon》は人間の原型を表すヘブライ語。カドモン《Qadmon》はそれを表す錬金術用語。《Dolly》は「人形」の意であろう。 

85: 天之御名無主 2014/01/23(木) 05:20:52.74 .net
【ティング・カット(Ting cut)】  出身地:マレーシア 
天気雨のときに地中から出てくるという、セノイ族に伝わる土の精霊。奇妙な姿をした生物が頭の上に乗っていると言われるが、一般には人の目に見えないとされる。 
天気雨の中を歩いた後に頭痛に襲われると、これはティング・カットに取り憑かれたのだと考えられた。 

【リブ(Ribu)】  出身地:インド 
優れた工芸の技術をもつことで知られる小人の職人。名は「工芸に秀でた」という意味。ヴァージア、ヴィブヴァンと共にリブ三神と呼ばれる。工芸神トヴァシュトリの良きライバルである。 
彼らは神々の役に立つものをいくつも作っている。インドラの馬ハリ、馬が引かずとも空中を翔る戦車、あらゆる恵みを授ける豊饒の雌牛など。また、トヴァシュトリが作った自然にソーマが一杯になる椀を改良し、同じものを4つ作ってみせた。 
それらの功績が評価され、神酒ソーマを飲んで不死となることを許された。 

【ブッカブー(Buckab)】  出身地:イギリス 
コーンウォール地方の地霊。冷気を操るという。おもに人を驚かせることに専念しているという。 

【ファハン(Fahan)】  出身地:スコットランド 
スコットランドの怪物。目、足、腕がそれぞれひとつずつしかなく、髪の毛も一房しか生えていない。 
片目片足の怪物は、中国のキ、日本の山人、一踏(ひとたたら)、雪入道など、山にまつわるものが多い。 
これは、山の民が鍛冶術を外に漏らさないためと言われている。 

【プッツ(Puts)】  出身地:オーストリア 
森の精霊。きこりに声をかけ、切るべき木を教えるという。白髪で体は小さく、モミの木の上にいることが多いとされる。 
このモミの木を切り倒すと、木の中から大量の金貨が出てくると言われ、プッツの呼びかけに逆らわなければこの金貨を手に入れることができる。 
しかし、逆らえば命を失うこともあると言われている。あるきこりが金貨を持って帰ったところ、金貨はハシバミの実となり、きこりはショックで死んだという話も残っている。 

101: 天之御名無主 2014/09/21(日) 05:45:46.35 ID:r2wBD8ou7
【レプラホーン(Replaphone)】  出身地:アイルランド
アイルランドに広く伝わる靴作りの妖精。妖精界随一の金持ちとされ、野原のあちこちに黄金を隠し持っている。

【コボルト(Kobolt)】  出身地:北欧
チュートン(ゲルマン人の1部族)神話の小人の鉱夫。
鉱山に現れて、価値のある金属(銀)と価値のない金属を入れ換えてしまうとされる。これはコバルト《Kobalt》の語源になっている。
ドイツの俗信では家の妖精もしくは地の妖精《Kobold》。
人のためにつくす善良な小妖精だが、侮辱されたときは陰険に復讐する。

【ノッカー(Knocker)】  出身地:イギリス
コーンウォール地方の鉱山に住む小さな妖精。
鉱山で死んだ者の亡霊がその正体と言われている。鉱山の壁をこつこつと叩き、鉱夫たちに危険や鉱脈の在処を教えたことからこの名がついた。
鉱山で働いていた、またはキリストを十字架にかけたために冥界で働かされているユダヤ人の幽霊であると信じられている。
基本的に人間に親切で採掘も手伝ってくれるが、掘った鉱石の1割を彼らにあげなくてはいけない。
渡す鉱石をごまかしたりすると、その鉱脈はたちどころに涸れてしまう。またノッカーのいる坑道で口笛を吹いたり、罵声をあげたりして彼らを驚かすと、その者に手ひどい報復があるという。
交易にきたフェニキア人が伝えたともされる。

【ブラウニー(Browny)】  出身地:スコットランド
スコットランドに住む小妖精。全身が茶色の毛で覆われた老人の姿をしていることから「茶色の人」という名前がついた。
子供か正直な人間にしかその姿は見えない。ブラウニーは陽気で優しく、人間に害を及ぼすことはない。

102: 天之御名無主 2014/10/20(月) 21:01:23.88 ID:FnHhsZ7kn
【カリアッハ・ヴェーラ(Cailleach Bheur)】
イギリス、スコットランドの高地地方やアイルランドにおける冬の妖精。ハッグの一種だとされる。
その名はゲール語(ケルト語に属する古代アイルランドの言語)で「青い妖婆」と言う意味で、
その名のとおり青く醜い顔をしていて、晩秋になると一本の杖を持ち林や森や公園の中を歩き回る。
その時、その杖が木々に触れると木の葉がすっかり舞い落ちてしまうという。
冬の間日差しを暗くしたり雪を運んだりするのもカリアッハ・ヴェーラで、春が来て五月祭の前夜になると石になる。
しかし、再び秋が来てハロウィンの日になると、息を吹き返して美しい夏の乙女に転生し、草花の芽を育て、新しい息吹を吹き込むという。
また動物達の守護精霊でもあり、鹿、猪、野山羊、狼などを使い魔とする代わりに、育て、養い、猟師たちから守る。
水をつかさどる能力も持つ。またアイルランドでは沢山の巨石遺構を残したのがカリアッハ・ヴェーラだとされている。
彼女が巨人のような大きな姿になってエプロンに石をいれて運んで道路を作ったときに、エプロンからこぼれた石が巨石遺構になったのだという。


103: 天之御名無主 2014/10/21(火) 19:28:07.56 ID:sECWznCJX
【リャナンシー(Lhiannan Sith)】  出身地:イギリス
マン島に住む、吸血鬼に似た性格の美しい女性の妖精。名は「妖精の恋人」を意味する。
誘惑に負けたものを破滅させるとも、命と引き換えに芸術の能力を与えてくれるともいわれる。
ケルトの詩人たちはリャナンシーの恋人だと言われた。

【ハッグ(Hag)】  出身地:イギリス・アイルランド
イギリスやアイルランドに広く伝わる妖精の鬼婆。鈎鼻で、とがった長い爪を生やしており、皺だらけの顔の奥で鋭い瞳が光っている。
その姿は後に魔女のイメージとなった。日本の山姥とまったく同じカテゴリーに入れられる鬼女である。
妖術をよくするところも魔女に通じており、杖で空を飛んだり、大釜で魔法の薬を作ったりするという。
夢魔のように眠っている人間を苦しめたり、人を取って喰う者もいる。


104: 天之御名無主 2014/10/23(木) 07:15:19.93 ID:VegM8mzZn
【ドュラハン(Dullahan)】
アイルランドやイギリスなどに棲む不吉な妖精の一種。人が死ぬ前になると出現し、町中を走り回る。首のない女、或いは騎士の姿をしており、
コシュタ・バワーに引かれた二輪馬車に乗っている。
町のあちこちを走り回った後目的の家の前に止まり、馬車の音に不審に思った家の者がドアをあけると桶一杯の血を浴びせるのだという。

【バグベア(Bugbear)】
主にウェールズ地方に出没する、毛むくじゃらの妖精の一種。
ゴブリンの一種とされることが多く、遅くまで外で遊んでいる子供を捕まえて、頭からむしゃむしゃと食べてしまうという。
名前は「Bwg(お化け、怪物、ゴブリン)」と「bar(悪意のある、邪悪な、或いは人をあざける声)」という二つの言葉から派生したもの。
バグ(Bug)、バッグ(Bugge)、バグァブー(Bug-a-boo)、バグルブー(Bugleboo)、ボーグルブー(Boggle-boo)など数多くの異称があり、
地域などによってその特徴も異なる。

【ピクシー(Pixie)】
イングランド南西部のサマーセット、デヴォン、コーンウォールなどに見られる妖精。
洗礼を受けないで死んだ子供の霊とも、身体を離れた魂(生霊)ともいわれる。
大きさは手に乗るほど小さいが、大きくも小さくもなれるとされている。
髪は赤く鼻は上を向いており、やぶにらみの目は緑色で、姿は美しく、いつも緑の服を着ているという。
群れで生活し、踊りが好きなので、夜に虫やカエルの鳴き声に合わせて輪になって踊る。
イタズラ好きで、旅人を迷わせるが、その場合は上着を裏返しに着ると元の道に戻れる


105: 天之御名無主 2014/10/24(金) 23:53:39.87 ID:/OytAj7qw
【ブラック・アニス(Black Annis)】
スコットランド高地地方の妖精で人食いハッグ。真っ青な顔と鉄の爪、長く白い牙を持っている。また片目であるともいわれる。
これまでに食べた人間や羊の骨が転がった洞窟の中に棲んでいる。ブラック・アニスの爪を研ぐ音は遥か彼方まで響き、これを聞いた昔の人々は子供を家に入れて扉を閉ざし窓に近づけないようにしたという。窓からすっと手を伸ばして子供をさらったり、或いは自分の住処の近くに生えている木の上で待ち伏せして通りすがりの人に襲いかかるという。非常に足が早く、外でその姿を見てしまった人はもう逃れようがない。
しかし、その力は自分の血に依存しているとされ、ケガを負わすことが出来れば、傷の手当てをしに棲みかに帰ってしまうという。
この地方では薬草の汁につけた猫の死骸(アニスと呼ばれる)をブラック・アニスに与える餌として町じゅう引き回すという恒例の行事がある。
ブラック・アニスやジェントル・アニーといったハッグは全てケルトの女神ダヌーからうまれたものだともされている。


110: 天之御名無主 2015/06/22(月) 19:50:17.83 ID:igJYb8Hqg
【ドゥ(dong-wang-fu)】 
チベットの土着宗教であるボン教にける天界の精霊のこと。しかしチベット仏教となって悪魔とされるようになる。黒い姿をしており城に住むという。 

【ナーブルウィンブルウィン(Nablwinjbulwinj)】
オーストラリアのアボリジニが信じる精霊の一種。
扇子を開いたような形の頭をしている。とても危険な精霊で、大きなヤム芋で女性を殴って食べてしまうという。

【ナマルゴン(Namarrgon)】
オーストラリアのアボリジニの間で信じられている精霊の一種。
「ママラガン」と言う部族もいる。ノーランジーの岩絵にかかれている。
雷の精霊で、ひじとひざにある石おのをたたきつけて雷を作るという。
乾期は池の底で暮らし、雨期になると雷雲の天辺に上る。
その声は雷鳴になる。
岩絵には長細い体と、足の付け根に生えた尻尾(のようなもの)、そして触角のように頭から伸びる二本の雷が象徴的に描かれる。

【ナムタル(Namtar)】 
メソポタミアにおける疾病をふりまく悪神。
「闇の中を歩くペスト」のようだという記述が見える。

113: 天之御名無主 2015/07/13(月) 19:34:08.38 ID:DgPab2KzH
【ボガート(Boggart)】
ホブゴブリンの中でも性悪な妖精のことを指し、ポルターガイストはこの妖精のしわざだとも言われている。
破けた服を着た色黒で毛むくじゃらな姿をしており、人間の手助けはしてくれない。
ミルクの入ったコップを割ったり、物を飛ばしたり、空き部屋で物音を出したりと、
たちの悪いイタズラをするので、家族は引越しを余儀なくされる。ただし、強力な呪文などで追い払えるとされる。

【ボギー(Bogy)】
「ボーグル」とも呼ばれる、性悪だがそれほど害のない妖精の総称。
決まった姿はなく、強いて言えば「舞い上がった塵」の姿をしているとされる。
暗いところを好み、大事なものをしまっているあまり開ける機会のない戸棚や宝箱を住みかにするとされる。
人間の生活にとても興味をもっており、誰のいないはずなのに気配がしたり、寒い夜に毛布が落ちたりするのはボギーのしわざだとされる。
臆病なので、主に夜中にしか動きまわらないが、節穴のあるドアをいきなり閉めて、すぐそこから覗いてみれば、ボギーの姿を見ることが出来る。

【ホブゴブリン(Hobgoblin)】
ヨーロッパの民間伝承において登場する妖精。またの名を「パック」、或いは「ロビン・グッドフェロー」という。
下半身が山羊、上半身が人間の格好で、角が生えているが、大きくとも体長は1m程である。
家の守護霊とされており、ミルク一杯の報酬で馬を洗ったり、粉を引いたりと家事の手伝いをしてくれるが、その報酬を忘れると、その家を出て行ったり、アザが出来るほどつねられるといわれる。
イタズラ好きで、三本足の椅子に化けて人を転がしたり、夜道で人を迷わせたりもする。

128: 天之御名無主 2015/10/26(月) 03:58:21.40 ID:tRiq1GaRm
【レーシィ(Lechy)】
スラブの森に住む精霊の一種。真っ白な頭髪と長いひげで頭は隠れ、身体はひげに隠れている。
森の中で人々に声をかけては森の奥深くに迷い込ませる。声をかけるときにはその人の知り合いとそっくりの声を出すという。人に謎をかけるのが大好きで、その謎を解けば解放してくれる。
森の中では樹木と同じくらい大きく、森の外では木の葉に隠れてしまうほど小さくなるとも言われている。


129: 天之御名無主 2015/10/31(土) 05:15:16.92 ID:zIMbplW/B
【レッドキャップ(Red Cap)】
妖精の一種で、イングランドとスコットランドの国境地帯、争いが絶えなかった呪われた古城に棲んでいるとされる。赤い帽子をかぶった、小さく骨ばった老人の姿で、口から長い牙のような歯が突き出し、爪も残酷そうに尖っている。
小屋で行き暮れた旅人が仕方無しに彼の古城に泊まると、肩に担いだ斧で打ち殺し、赤い帽子を新しい血で染め直すという。十字架を見せると1本の歯を残して逃げ出すという。

【レプラホーン(Leprechaun)】
アイルランドの妖精の一種。妖精のための靴屋をしている。赤い三角帽子をかぶった職人風の小人の老人で、とんがった鼻に眼鏡を掛けている。踊るのが好きな妖精たちは、すぐ靴をすり減らしてしまうので、皆レプラホーンの靴を直してもらう。
財宝のありかについても詳しいが、まだ聞き出せた人間はいない。レプラホーンを捕まえたという話はあるが、手のひらに乗せて歩いているうちに煙のように消えてしまうという。





  • 引用元: http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/min/1310883280/